平成30年6月12日の三原市ICTシステム整備チーム会議で、TRUTRUSの部屋作成にかかる流れを説明するために動画作成をすることが決定。
しかし、台本の完成間近に起きた豪雨災害で三原は甚大な被害を受け、ビデオどころではなくなってしまいました。対応に追われる日々がひと段落した8月末、会議で動画の公開日を11月27日に設定し、企画は何とか再始動。
ロケ初日は10月20日。地域包括支援センターと薬局のシーン撮影です。
右の写真は演技指導中の一コマ。
総監督がカメラに映り込むようなミステイクもあり、何度もカットを連発し笑い声が響きました。
薬局シーンのピントがいまいち合っていないのも、初日ならではのご愛嬌!?
いいえ、違います。
プロはプロでも、支援現場のプロフェッショナル達です。
主人公のAさんは、収録直前まで総監督が女性になりきって撮影する予定でした。しかし、それは色々と問題を巻き起こしそう…。直前で主役は某病院の連携課長さんにお願いしました。
左の写真をご覧ください。ご自分でベビーパウダーを振りかけて、役柄になりきろうするこの心意気。急な代役とは思えません。正に女優魂です。
Aさんと訪問看護師が在宅で掛けあうシーンも、「仕事はきちんとするもの」という姿勢をセリフの丸暗記で体現され、総監督の指示にない演技まで披露する姿は圧巻でした。
(本当は看護師のプロであるため、患者像の設定さえあればやるべきことは分かるようです)
この動画には2名の医師が出演しています。診療後にも関わらず、撮影場所の提供や演技での参加をして頂きました。
当協議会の取り組みは、様々な保健、医療、福祉、介護の専門職が参加しているところにその価値があります。
昨今、連携や協働と言われますが、その中身(具体的な内容)は何かと問われた時に、困ったときに依頼できる相手先を常に持っているとか、ツールがあるとか、具体的な内容があることが大切なのではないでしょうか。
市民の安心した暮らしを支えるために、当協議会の温かい雰囲気がこれからも末永く続いていくよう努力していきます。
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